『呪術廻戦』とは、『週刊少年ジャンプ』で2018年より連載が開始された、芥見 下々(あくたみ げげ)先生による日本の少年漫画・ダークファンタジーバトル漫画です。
呪術廻戦は、呪いと呪術師が繰り広げる大迫力のアクションやキャラクターの成長などが見所です。
本記事では、呪術廻戦に登場するキャラクターの1人・冥冥(めいめい)について解説&考察します。
(※ネタバレ注意)
呪術廻戦のあらすじ
早くに両親を亡くした宮城県仙台市に住む高校1年生・虎杖 悠仁(いたどり ゆうじ)は、祖父・虎杖 倭助(いたどり わすけ)に育てられていましたが、その祖父も亡くなってしまいます。
その晩、虎杖悠仁が通っていた学校にある人間の負の感情から生まれる『呪い』が籠められた忌み物『呪物』の封印が解け、虎杖悠仁が所属しているオカルト研究会の先輩が呪いから生まれた化け物『呪霊』に襲われる事件が起こります。
呪いを祓う『呪術師』である伏黒 恵(ふしぐろ めぐみ)と共に先輩を助けようとしますが、虎杖悠仁太刀を庇った伏黒恵が呪霊に倒されてピンチに陥ってしまいます。
虎杖悠仁は、形勢を逆転させるために呪物をとりこむことで、危機を脱します。
しかし、呪物を食べて1,000年以上前に生きていた呪の王・両面宿儺(りょうめんすくな)を宿したことで死刑宣告された虎杖悠仁は、20本あるとされている呪物『両面宿儺の指』を集めるということと引き換えに執行猶予が言い渡されます。
こうして虎杖悠仁は、両面宿儺の指を集めながら呪術師として呪いが蔓延る世界へと身を投じます。
冥冥のプロフィール
冥冥は、日本に2校しかない呪術教育期間『呪術高等専門学校』の協力者で最も高い等級『特級』の次に高い『1級』が与えられた呪術師です。
冥冥の基本情報は、以下の通りです。
・身長 172cm前後
・特徴 銀髪、長い前髪、柄の長い斧
・好きなもの 肉骨茶(バクテー)
・趣味・特技 札勘
・人気ランキング 第1回:40位、第2回:27位
・声優 三石 琴乃(みついし ことの)
※代表作 ゾンビランドサガ:山田たえ、美少女戦士セーラームーン:月のうさぎ
冥冥という名前は偽名ですが、呪術師の家系出身の呪術師で、現在は個人で活動しています。
金銭を積まれればどんな仕事でも引き受けており、毎年9月に行われる東京校と京都校の交流会で京都校が暗殺しようとしていた虎杖悠仁の周辺映像を見えにくくしたり、東京校の教師で最強の呪術師・五条 悟(ごじょう さとる)から1,000万円程受け取って京都校3年生・東堂 葵(とうどう あおい)と共に東京校の生徒を1級呪術師に推薦したりしました。
芥見下々先生が全面監修している『呪術廻戦 公式ファンブック』によると、冥冥がお金に執着している背景について『お金に汚いというよりは、貯金というゲームを楽しんでいる』と語られています。
また、冥冥には年の離れた弟・憂憂(ういうい)がおり、他人に興味がない冥冥ですが憂憂のことは溺愛しています。
冥冥の術式
呪いの力『呪力』を流して発動する特殊能力のことを術式と言います。
冥冥の術式『黒鳥操術(こくちょうそうじゅつ)』は、カラスと自身の視界を共有したりカラスを操ったりできます。
交流戦では、黒鳥操術を使って試合の中継役を担っていました。
黒鳥操術自体は戦闘向きではありませんが、カラスに自死を強制させる制約(縛り)『神風(バードストライク)』や斧を使って闘います。
また、半径2.21mの領域内に侵入した対象を全自動(フルオート)で迎撃する『シン・陰流 「簡易領域」』を扱う憂憂を任務に連れ出して共闘したりもします。
渋谷事変の冥冥
渋谷駅周辺に呪いを炙り出す漆黒の結界『帳』が張られた『渋谷事変』において冥冥は、死んだはずの五条悟の旧友・夏油 傑(げとう すぐる)に扮した羂索(けんじゃく)と遭遇します。
101話の時点で冥冥は、羂索が夏油傑の体を乗っ取っていることを知りませんでしたが、夏油傑が別人であることを悟りました。
その後冥は羂索と闘うことになりますが、その戦いで羂索に殺されそうになった冥冥は、憂憂の術式を使ってマレーシアの首都・クアラルンプールに逃亡します。
逃亡先でも日本の価値下落を示唆して日本の不動産や円を売却したりインサイドの関係者と連絡を取ったりとお金への執着心の強さが垣間見えました。
まとめ
以上、『冥冥』について解説しました。
222話では五条悟と両面宿儺が受肉した伏黒恵との一大決戦でも賭け試合として一儲けしようとするなど守銭奴な面が目立ちますが、2017年12月24日に新宿と京都にて夏油傑が起こした大勢の呪霊たちによる虐殺『百鬼夜行』など呪術界の危機に加勢したりと協力的な面も見られます。
そんな冥冥が今後どのような活躍をするか楽しみですね。
ご愛読いただきありがとうございました。
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