2023年7月からTVアニメの放送が決まっている大人気作品『呪術廻戦』。
今回は、そんな呪術廻戦に登場するキャラクターの1人である夜蛾 正道(やが まさみち)について解説します。
(※ネタバレ注意)
夜蛾正道のプロフィール
夜蛾正道は、主人公・虎杖 悠仁が通う『東京都立呪術高等専門学校』の学長で、人間から流れ出た負のエネルギー『呪力』を駆使して『呪い』を祓う『呪術師』の中でも最上位の等級である『特級』の次に強いとされる『1級』の称号を与えられた呪術師です。
夜蛾正道の基本情報は、以下の通りです。
・身長 195cm
・年齢 47歳
・好きなもの いぶりがっこ
・嫌いなもの 甘いお酒
・趣味 サングラス収集、可愛いもの収集
・人気ランキング 第1回:40位、第2回:ランク外
・声優 黒田 崇矢(くろだ たかや)
※代表作 魔入りました!入間くん:サリバン、ぬらりひょんの孫:鬼童丸
夜蛾正道の能力
夜蛾正道は、内側に呪いを宿した自立可能な無生物『呪骸』を作って操る『傀儡呪術学(かいらいじゅじゅつがく)』の第一人者です。
呪術高専2年生のパンダも夜蛾正道が作り出した呪骸で、操者から呪力も行動も完全に自立しているだけでなく、呪骸なのにも関わらず感情を持っていることから『完全自立型呪骸』として夜蛾正道の最高傑作となりました。
一方で、夜蛾正道の傀儡呪術を用いれば容易に軍隊を所持できるなどの理由から呪術師の上層部に特級認定され、無期限拘束を正式に下されそうになるほど恐れられていました。
パンダ以外に登場した呪骸の一例は、以下の通りです。
キャシィ
キャシィは、3話で初登場の夜蛾正道と一緒に登場した呪骸です。
カッパのような見た目で口元は犬のようになっています。
見た目に反した素早い動きと重い打撃が特徴的です。
ツカモト
ツカモトは13話に登場した呪骸です。
熊のような見た目で、手にボクシンググローブを嵌めています。
普段は眠っていますが、一定の呪力を流さないと目を覚まして襲い掛かってきます。
タケル
タケルは147話で登場した呪骸です。
犬のような見た目で、ネクタイを付けてパンツを履いています。
夜蛾正道の死亡について
137話で夜蛾正道は、『呪術総監部』と呼ばれる組織から夜蛾正道の教え子で最強の呪術師・五条 悟(ごじょう さとる)と五条悟のかつての旧友・夏油 傑(げとうすぐる)を唆して渋谷駅周辺に突如呪いを炙り出す結界『帳』が張られた『渋谷事変』を引き起こしたとして死罪判決が下されます。
ここからは、死罪判決が下されてから夜蛾正道が死亡するまでの経緯を解説します。
夜蛾正道死亡の経緯
夜蛾正道が死亡したのは147話。
渋谷事変の濡れ衣で死罪判決が下された夜蛾正道の下に呪術総監部の追手が立ちはだかります。
夜蛾正道は呪術総監部の追手に対して臨戦態勢に入りますが、呪術総監部の協力者として現れた呪術高専京都校の学長・楽巌寺 嘉伸(がくがんじ よしのぶ)に襲撃され、息を引き取りました。
完全自立型呪骸の真相
楽巌寺嘉伸は以前から夜蛾正道の完全自立型呪骸に探りを入れておりましたが、夜蛾正道は黙秘し続けていました。
しかし、楽巌寺嘉伸によって夜蛾正道が瀕死状態となり、追手がいなくなったところで夜蛾正道は完全自立呪骸に関する以下の情報を楽巌寺嘉伸に告げました。
・呪骸の核に込める(入力する)呪い(魂の情報)を肉体の情報から複製する
・相性のいい3つの魂を宿した核を1つの呪骸に込めてお互いの魂を常に観測させる
・完全自立型呪骸は生後3ヶ月を過ぎた頃に呪力の自己補完をはじめる
楽巌寺嘉伸への『呪い』とは
完全自立呪骸の秘密を打ち明けた後に
「何故...今更話した 何故もっとはやく 何故生き延びなんだ...!!」
と楽巌寺嘉伸に問われた夜蛾正道は、
「呪い...ですよ 楽巌寺嘉伸 私からアナタへの呪いです」
と答えました。
120話で1級呪術師の七海 健人(ななみ けんと)が死に際に
「駄目だ灰原 それは違う 言ってはいけない それは彼にとって”呪い”になる」
と考えながら虎杖悠仁に
「後は頼みます」
と告げていることから夜蛾正道の言いたかった呪いとは、呪骸であるパンダ達や呪術高専を含め夜蛾正道がこれまで築いてきた『生き様』などのことを表しているのではないかと考えられます。
まとめ
今回は、『夜蛾正道』について解説しました。
呪術廻戦では、今回紹介した夜蛾正道やパンダ、楽巌寺嘉伸以外にも様々なキャラクターが熱いバトルを繰り広げています。
まだ見たことない方でも楽しめる作品ですのでぜひ読んでみてください。
ご愛読いただきありがとうございました。
-
【呪術廻戦考察】未回収の伏線と残る謎まとめ【随時更新】
続きを見る