呪術廻戦

【呪術廻戦】両面宿儺の封印は意図的?即身仏や天元などを踏まえて考察

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『呪術廻戦』とは、2018年より『週刊少年ジャンプ』で連載が開始された漫画作品です。

呪いと呪いを祓除する呪術師との戦いを描いています。

作者は、『神代捜査』や『No.9』などの作品を手掛けた芥見下々(あくたみげげ)先生です。

今回は、呪術廻戦に登場する両面宿儺が封印された理由について考察します。

220話で描かれている両面宿儺と思われる即身仏や天元、堕天との関係も踏まえてまとめました!

(※ネタバレ注意)

両面宿儺とは

両面宿儺は、腕を4本、顔を2つ持つ仮想の鬼神です。

呪術全盛期である平安時代、呪術師が総力をあげて両面宿儺に挑みますが、多くの呪術師が敗北を喫しました。

復活後もその脅威は衰えず、236話では完全に復活していない状態で、自他共に認める最強の呪術師・五条悟を倒しました。

そんな両面宿儺の指は、呪物の中でも最も等級の高い『特級呪物』に認定されています。

全部で20本存在しており、いかなる攻撃でも破壊できません。

虎杖悠仁が通っていた『杉沢第三高等学校』の百葉箱に保管されていた両面宿儺の指は、『摧魔怨敵法』(さいまおんてきほう)別名『転法輪法』(てんほうりんほう)を用いて封印されていました。

1話の扉絵と220話に描かれていた即身仏

瞑想状態のまま絶命した僧侶のミイラ化した身体のことを『即身仏』といいます。

原作第1話『両面宿儺』には、本作の主要人物である虎杖悠仁、伏黒恵、釘崎 野薔薇(くぎさき のばら)、五条 悟(ごじょう さとる)の他、伏黒恵の式神である『蝦蟇』と正装をしている即身仏が描かれていました。

即身仏の顔面左半分に眼が2つあることから、即身仏は両面宿儺のものではないかと考えられます。

腕は袈裟で隠されていましたが、恐らく指は全て切り取られているでしょう。

220話では、1話の扉絵に描かれていた両面宿儺本体の形をした即身仏が登場します。

即身仏は、呪霊の発生抑制と呪術師をサポートしている『補助監督』が使う結界術の精度を底上げするために天元という呪術師が張っている非常に優れた結界『浄界』のひとつである『飛騨霊山浄界』(ひだれいざんじょうかい)に保存されていました。

即身仏には、両面宿儺の指1本分程度の呪力が籠められており、222話に五条悟との戦いを控えた両面宿儺が力を取り戻すために取り込みました。

両面宿儺の死因

両面宿儺は、自らに制約(縛り)を課して意図的に封印されたのではないかと考えられます。

219話では、新嘗祭で五穀豊穣を祈る対象として生前の両面宿儺が登場します。

当時の両面宿儺は、半裸で肩に羽織をかけており、荒くれ者という印象でした。

しかし、220話に登場した即身仏は、頭巾をかぶり、袈裟をしっかり着ていました。

座禅を組んでいる状態でミイラ化しているところを発見されたことから、戦闘中に封印されたとは考えにくいでしょう。

縛りを課して意図的に封印されたのであれば、両面宿儺の即身仏が発見された220話のタイトル『自浄自縛』(じじょうじばく)が両面宿儺のことを示唆しているのではないでしょうか。

天災レベルの実力を持っていたのにもかかわらず、作中で死因や術式の詳細が明かされていないことから、両面宿儺のについては、両面宿儺の封印に関わったごく少数の人間にしか知られていないと考えられます。

天元や堕天との関係

天元は、両面宿儺の封印に関係していると考えられます。

222話で即身仏を取り込む際に、両面宿儺は

「くっく身仏とはな 羂索......いや天元か...... 皮肉のつもりか それとも......」

と発言しています。

羂索とは、非術師(一般人)を呪殺した呪詛師のひとりで両面宿儺と共に協力しており、即身仏は羂索が両面宿儺に渡した人物です。

呪いの力『呪力』を流して発動する業を『術式』といい、天元は不死の術式を使います。

天元は、一定以上の老化を終えると、自身の意志と関係なく肉体が術式を作り変えてしまうため、500年に1度自身と適合する人間と同化し、肉体の情報を書き換えていました。

そのため、生前の両面宿儺と面識があっても不思議ではありません。

仮に、肉体の情報を書き換えない場合、天元は人ではない高次の存在へと進化します。

天元は面長で眼が4つあるなど人間離れした姿でしたが、ヘイローや天使羽が付いている呪術師・天使や両面宿儺も、天元同様何らかの理由で肉体の情報が書き換わった存在なのでしょう。

上記のことを踏まえると、199話で存在が発覚した『堕天』とは、進化したことで人類の敵となった存在となります。

また、200話で両面宿儺が堕天であることが発覚したことから、両面宿儺は進化の過程で天元が成しえなかった不老や、別の何かを企てて失敗し、再び自身の思惑を実現させるために自らに縛りを課し、機が熟すのを待っていたのかもしれません。

そして、天元は高度な結界術の使い手であることから、両面宿儺を飛騨霊山浄界に閉じ込めた張本人ではないかと考えられます。

その場合、両面宿儺の言っていた皮肉とは、進化に失敗したことを指しているのでしょう。

呪術廻戦には魅力的なキャラクターがたくさんいる

今回は、両面宿儺が封印された理由について考察しました。

仮に両面宿儺の封印が意図的に行われたものであれば、虎杖悠仁が両面宿儺の指を発見したことも偶然ではないかもしれません。

今後の展開から目が離せませんね!

また、『呪術廻戦考察ブログ』では、今回のような呪術廻戦に登場するキャラクター情報だけではなく、呪術廻戦に関するさまざまな情報を発信しています。

呪術廻戦の最新情報をチェックして、呪術廻戦をより一層楽しみましょう!

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