呪いと呪術師の戦いが描かれた人気作品『呪術廻戦』。
TVアニメ第2期が終わったばかりですが、既に第3期『死滅回游編』の製作が決定しています。
今回は、呪術廻戦に登場する『存在しない記憶』について、既に明かされている事実を基にまとめました。
(※ネタバレ注意)
存在しない記憶とは
『存在しない記憶』とは、実際に起こっていないのにもかかわらず、脳裏によぎった映像のことです。
映像の長さは数十秒程度で、音声も付いています。
存在しない記憶の発動条件は、精神的なショックがあることではないかと考えられます。
存在しない記憶はナレーションでのみ使用されるため、登場したキャラクターが発言しているわけではありません。
はじめはギャグとして認識されていましたが、複数人に発現していることや、毎回映像内に虎杖悠仁が登場していることから、ファンの間では存在しない記憶が何かの伏線ではないかと考えられています。
該当するキャラクター
存在しない記憶が発現したキャラクターは、2人います。
ここからは、存在しない記憶が流れたキャラクターと発現した時のシチュエーション、記憶の内容を紹介します。
1人目：東堂葵
東堂 葵(とうどう あおい)は、都立呪術高専の姉妹校『京都府立呪術高等専門学校』(以下：府立呪術高専)3年生です。
東堂葵に存在しない記憶が発現したのは、都立呪術高専と府立呪術高専との交流戦が行われていた原作35話。
東堂葵は、虎杖悠仁と戦っていました。
戦いの最中、東堂葵が虎杖悠仁に
「どんな女が好み(タイプ)だ？」
と尋ねると、虎杖悠仁が
「尻と身長(タッパ)のデカい女の子...かなぁ...ぶっちゃけジェニファーローレンスとか...」
と答えます。
すると、東堂葵の脳内には学ランを着ている東堂葵と虎杖悠仁が一緒に雑誌を読んだり、下校したりする映像が流れました。
直後に東堂葵は、涙を流しながら
「どうやら俺達は”親友”のようだな」
と告げました。
2人目：脹相
脹相(ちょうそう)は、呪物のひとつ『呪胎九相図』(じゅたいくそうず)の1番が受肉して生まれた姿です。
脹相に存在しない記憶が発現したのは、渋谷駅周辺に漆黒の結界『帳』(とばり)が張られた『渋谷事変』最中の原作105,106話。
脹相は、虎杖悠仁と対峙していました。
虎杖悠仁にとどめを刺そうとした脹相の脳内には、脹相と同じ呪胎九相図である壊相(えそう)と血塗(けちず)、そして虎杖悠仁が食卓を囲んでいる映像が流れました。
突然流れ込んできた映像に動揺した脹相は、虎杖悠仁の元を離れます。
漫道コバヤシの発言について
フジテレビONEで放送されているテレビ番組『漫道コバヤシ』。
MCを務めるお笑い芸人・ケンドーコバヤシが、漫画作品や作者などに関するマニアックな情報を紹介しています。
そんな漫道コバヤシで行われた『漫道コバヤシ漫画大賞2020』で呪術廻戦がノミネートされました。
発表当時、番組にはゲストとして呪術廻戦の作者・芥見 下々(あくたみ げげ)氏が登場しており、呪術廻戦について数々のコメントを残しました。
芥見下々氏は、番組内で存在しない記憶について『東堂葵の存在しない記憶は、虎杖悠仁の能力によるものではない』、『存在しない記憶の発端は東堂葵と脹相で異なる』と明かしました。
吉野順平は存在しない記憶を見たのか
ファンの間では、吉野 順平(よしの じゅんぺい)も存在しない記憶が発言したのではないかと示唆されています。
呪いが見える高校2年生です。
吉野順平をいじめていた佐山、西村、本田が人間を起源とする呪い・真人に殺された事件がきっかけで、吉野順平は虎杖悠仁と出会います。
2人は親密な関係になりましたが、真人によって吉野順平が改造人間に変えられてしまいます。
暫くの間、虎杖悠仁と組み合った吉野順平は、
「ゆ...うじ...な...んで」
と言い残して息絶えました。
生前は虎杖君と呼んでいたのにもかかわらず、ゆうじと呼んだため、死に際に存在しない記憶を見たのではないかと考えられます。
芥見下々氏は、吉野順平の存在しない記憶について特に発言していません。
呪術廻戦には魅力的なキャラクターがたくさんいる
今回は、存在しない記憶について考察しました。
呪術廻戦には、今回の存在しない記憶をはじめ、詳細が明かされていない用語が多数登場しています。
今後、新たな事実が明かされるかもしれません。
また、『呪術廻戦考察ブログ』では、呪術廻戦に関するさまざまな情報を発信しています。
呪術廻戦の最新情報をチェックして、呪術廻戦をより一層楽しみましょう！
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