呪術廻戦

【呪術廻戦】最終回考察|1人死んで他の3人生きるか、3人死んで1人生き残るという説とは?

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2018年より週刊少年ジャンプにて連載されている芥見下々(あくたみ げげ)先生による漫画『呪術廻戦』。

呪いと呪術師との迫力ある戦闘シーン、人間の中にある負の感情や生死について葛藤しながら成長してく描写をリアルかつドラマチックに描いた作品で、個性的なキャラクターがたくさん登場することも相まって、これまでに多くのファンを獲得しました。

2020年10月からは、毎日放送・TBS系列『スーパーアニメイズム』枠でTVアニメ第1期が放送されました。

また、EveによるOP主題歌『廻廻奇譚』のMVが再生回数1億回を突破するなど、多方面で話題を呼んでいます。

本記事では、呪術廻戦の最終回を芥見下々先生のコメントを踏まえて考察します!

(※ネタバレ注意)

呪術廻戦のあらすじ

主人公・虎杖 悠仁(いたどり ゆうじ)は宮城県仙台市に住む高校1年生。

虎杖悠仁は、驚異的な身体能力を持つ以外は普通の男子高校生で、入院している祖父・虎杖 倭助(いたどり わすけ)の見舞いに行くために早く帰ることができるオカルト研究会に所属していました。

ある日、オカルト研究会の先輩たちが学校に隠されていた『両面宿儺の指』の封印を遊び半分で解いてしまいます。

両面宿儺の指は、人間の負の感情から生まれる『呪い』が籠められた忌み物『呪物』の中でも最も危険度が高い『特級呪物』と呼ばれるとても呪力が強い物で、封印を解いたことで強力な呪いに引き付けられて呪いから生まれた化け物『呪霊』が学校に現れました。

虎杖悠仁は、先輩たちを救うために呪いを祓うことを生業としている『呪術師』で両面宿儺の指を回収するために仙台市へ訪れていた伏黒 恵(ふしぐろ めぐみ)と学校に潜入し、学校に出現した呪霊たちと交戦しますが、虎杖悠仁たちを庇った伏黒恵が命の危機に見舞われてしまいます。

伏黒恵を助けるために虎杖悠仁は両面宿儺の指を飲み込んで危機を回避しましたが、その代償として虎杖悠仁に1,000年以上前に生きていた呪いの王・両面宿儺(りょうめんすくな)の意思が宿ってしまいます。

特級呪物を取り込んだ虎杖悠仁は死刑宣告を受けますが、呪術教育機関『東京都立呪術高等専門学校』の教師・五条 悟(ごじょう さとる)の提案で都立呪術高専に編入し、執行猶予と引き換えに呪術師として20本あるとされている両面宿儺の指を全て探し出さなければならなくなりました。

最終回に対する芥見下々先生のコメントの概要

毎年12月第3週の土日には、千葉県千葉市にある『幕張メッセ』にてジャンプ4誌合同イベント『ジャンプフェスタ』が開催されています。

1999年から開催られているジャンプフェスタですが、2019年に行われた『ジャンプフェスタ2019』のスーパーステージで、登壇した芥見下々先生が最終回の展開について「最終回はまだ完全に決まっていないけど、虎杖・釘崎・伏黒・五条の4人のうち1人だけ死ぬか、1人以外全員死ぬかのどっちかだと思う。」と発言しました。

上記のコメントから、最終回までに主要人物である虎杖悠仁、伏黒恵、五条悟そして都立呪術高専1年生・釘崎 野薔薇(くぎさき のばら)たち4人の内1人は確定で死ぬことが分かります。

主要人物4人の現状

最終回の考察をする前に、225話時点の4人の状況についておさらいします。

虎杖悠仁

虎杖悠仁は、呪いの力『呪力』や呪力流して発動する『術式』を使えない一般人『非術師』を呪殺した呪術師『呪詛師』の1人・羂索(けんじゃく)が仕組んだ呪術を与えられた者たちによる殺し合い『死滅回游』に『泳者(プレイヤー)』として参加しています。

虎杖悠仁は元々術式が使えず、後々両面宿儺の術式が体に刻まれる予定でしたが、212話で両面宿儺が虎杖悠仁から伏黒恵に乗り移ったため、術式が得られなかったと考えられます。

しかし、222話で都立呪術高専で2年生担任をしている日下部 篤也(くさかべ あつや)と精神を入れ替えて特訓していたことから両面宿儺や羂索との闘いのために新たな力を得ようとしていることが分かります。

伏黒恵

伏黒恵も死滅回游に泳者として参加していましたが、222話で義姉・伏黒 津美紀(ふしぐろ つみき)が1,000年前の術師・万(よろず)に自我を奪われていたことを知って精神が不安定担ったときに両面宿儺に受肉され、体の支配権を完全に両面宿儺に奪われてしまいます。

その後、器物を蠱毒で厳選した生物を潰し濾してできた呪力の溶液に十月十日漬け込み、外敵から守るための呪具に変化させる儀式『浴』や19本の指と身仏を食して全盛期に近い状態まで回復した両面宿儺(伏黒恵)は、五条悟との一大決戦に臨みます。

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釘崎野薔薇

釘崎野薔薇は、渋谷駅周辺に呪いを炙り出す漆黒の結界『帳』が張られた『渋谷事変』中に人間を起源とする呪い・真人(まひと)が使う生物の魂の形を変えて対象の肉体を変形・改造する術式『無為転変(むいてんぺん)』によって顔の左側と眼球が吹き飛ばされてしまいます。

127話で呪術高専京都校1年生・新田 新(にった あらた)から釘崎野薔薇の呼吸も脈も止まっていたが、出血や痛みを和らげる処置をしたので助かる可能性は0ではないことを告げられます。

144話で虎杖悠仁が伏黒恵に「釘崎はどうなった」と問いかけると、恵は俯いたため、虎杖悠仁は釘崎野薔薇が死んだと悟りましたが、釘崎野薔薇の行方は未だに明かされていません。

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五条悟

五条悟は、渋谷事変の最中に羂索たちによってどんなものでも封印することができるとされている特級呪物『獄門疆』に封印されてしまいます。

しかし、221話で『獄門疆「裏」』にあらゆる術式を消滅させる術式を持つ術師『天使』が受肉した来栖 華(くるす はな)が大技『邪去侮の梯子』を放ったことで五条悟は復活しました。

その後、五条悟は伏黒恵を受肉した両面宿儺と対峙することとなりますが、術式を中和する技『領域展延』を使う両面宿儺に苦戦します。

225話では、五条悟と両面宿儺が術式を付与して心の中にある空間『生得領域』を呪力で周囲に構築する『領域展開』を同時に発動しますが、外側からの攻撃に脆いという領域展開の欠点を突かれた五条悟の首が斬られてしまいます。

今後の展開について

五条悟が両面宿儺との闘いで劣勢であることや221話で都立呪術高専の専属医師・家入 硝子(いえいり しょうこ)の回想で五条悟が「もう誰も独りにさせない」と発言していること、221話で万の「絶対的な強者!! それ故の孤独!! あなたに愛を教えるのは...」という言葉を思い浮かべている両面宿儺が『強者=五条悟』だと考えているのであれば、五条悟は伏黒恵たちに愛を教える形で死ぬ可能性が高いのではないかと考えられます。

ここからは、五条悟が死ぬと仮定して今後の展開について考察します。

展開1:五条悟以外が生き残る

現在行われている羂索&両面宿儺VS呪術師の闘いで羂索と両面宿儺を倒し、虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇が生存する展開1が最もハッピーエンドに近いと考えられます。

呪術界の世代交代という意味でも一番しっくり来るかもしれません。

懸念点があるとすれば、受肉されると呪物と肉体が融合してしまうため、両面宿儺を倒そうとすると受肉されている伏黒恵も死ぬことです。

展開1を実現する場合は両面宿儺が意図的に伏黒恵みから分離するか九分九厘死ぬかもしれませんが、天使の術式で呪物と肉体を強制的に分離しなければなりませんが天使の術式を使う方法は213話で既に失敗しているので再び行う可能性は低いと考えられます。

また、展開1の場合は、必然的に釘崎野薔薇が生存していることになります。

展開2:虎杖悠仁のみ生き残る

展開2は、虎杖悠仁が羂索と伏黒恵を受肉した両面宿儺を倒すパターンです。

虎杖悠仁は、220話で「アイツを殺すためならなんでも喰ってやる」と意気込んでいることや214話で隠された力の片鱗を見せるなど、本来の力が発揮されれば羂索や両面宿儺も倒せるのではないかと考えられます。

展開2の場合は、釘崎野薔薇の生存説はなくなります。

また、虎杖悠仁以外が死ぬことは、虎杖倭助の遺言

「...悠仁 オマエは強いから人を助けろ 手の届く範囲でいい 救える奴は救っとけ 迷っても感謝されなくても とにかく助けてやれ オマエは大勢に囲まれて死ね 俺みたいにはなるなよ」

に反する展開となるため、どちらかというとバッドエンドに近いのではないかと考えられます。

展開3:伏黒恵のみ生き残る

展開3は、伏黒恵を両面宿儺から分離させてから羂索と両面宿儺を倒しますが、虎杖悠仁がどちらかの道連れとなって死ぬパターンです。

伏黒恵は、肉体の主導権を両面宿儺に奪われていますが、219話で伏黒恵が精神世界で生きていることが判明したことからまだ助かる可能性は残されていると考えられます。

また、220話で虎杖悠仁が特級呪物『呪胎九相図』の一番が受肉して生まれた脹相(ちょうそう)から日本に4人しか存在しないとされている『特級呪術師』の1人・九十九 由基(つくも ゆき)は遺した魂の研究記録を受け取っています。

これは、伏黒恵が生きたまま両面宿儺から分離することに対する伏線ではないかと考えられます。

展開4:釘崎野薔薇のみ生き残る

展開4は、虎杖悠仁が自分を犠牲にして羂索と伏黒恵を受肉した両面宿儺を倒すパターンです。

5話で釘崎野薔薇が「私が死んでも私だけが生き残っても明るい未来はなかったわ」と発言していますが、仮にこの発言が最終回への伏線であれば、展開4が最もバッドエンドに近い展開ではないかと思います。

来栖華は死亡した釘崎野薔薇の代わりになる可能性もありましたが、来栖華が戦闘に参加できなくなったことからも釘崎野薔薇の生存説は高まったのではないかと考えられます。

まとめ

以上、芥見下々先生のコメントを下に呪術廻戦の考察をまとめました。

今回は五条悟が死ぬ場合で考察しましたが、仮に五条悟が死ななかった場合、虎杖倭助の遺言に従って虎杖悠仁だけが死ぬ可能性なども考えられます。

呪術廻戦は、2023年度内の終了が示唆されていますが、2023年7月からTVアニメ2期の放送が決まっていたり本誌で最新話が公開されるたびにSNSで話題となったりとまだまだ勢いは収まりそうにありません。

まだ見たことない方でも楽しめる作品ですので、気になる方は是非見てみてください。

ご愛読いただきありがとうございました。

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