『#五条復活』や『#術式邪魔』などがSNSでトレンド入りするなど話題の絶えない週刊少年ジャンプで連載中の『呪術廻戦』。
今回は呪術廻戦に登場するキャラクターの1人で、223話で術式の詳細が明かされた庵 歌姫(いおり うたひめ)のプロフィールや登場人物との関係性について解説します。
(※ネタバレ注意)
呪術廻戦のあらすじ
人間が生む負の感情は『呪い』と化し、日常に潜んでおり、日本国内でも怪死者・行方不明者は年平均1万人を超えています。
驚異的な身体能力を持つ高校1年生・虎杖 悠仁(いたどり ゆうじ)は、ごく普通の高校生活を送っていました。
しかし、 ある日呪いに襲われた先輩を救うため、呪いが籠められた物体『呪物』の中でも等級が最も高いとされている『特級呪物』である『両面宿儺の指』を喰らい、自身の魂に呪いを宿してしまいます。
呪いの王として恐れられた両面宿儺(りょうめんすくな)と肉体を共有することとなった虎杖悠仁は、呪いを呪いで祓う『呪術師』の中でも 最強と謳われている五条 悟(ごじょう さとる)の案内で、日本に2校しかない呪術教育機関の1つ『東京都立呪術高等専門学校』へと編入することになます。
こうして、呪いを祓うためにその身に呪いを宿した少年の壮絶な物語が廻りだします。
庵歌姫のプロフィール
庵歌姫は、東京校と対を成す『京都府立呪術高等専門学校』の教師で、3番目に等級が高い『準1級』の称号を与えられた呪術師です。
庵歌姫の基本情報は、以下の通りです。
・年齢 1987年 2月18日生 31歳
・身長 170cm前後
・特徴 巫女服、顔の傷
・好きなもの ビール
・嫌いなもの 甘いもの
・趣味 カラオケ、スポーツ観戦
・好きなスポーツチーム サンフレッチェ広島、埼玉西武ライオンズ
・人気ランキング 第1回:21位、第2回:15位
・声優 日笠 陽子(ひかさ ようこ)
※代表作 ドメスティックな彼女:橘陽菜、サマータイムレンダ:南方ひづる
歌姫と他のキャラクターとの関係性
庵歌姫は、呪術高専の卒業生で五条悟や都立呪術高専の医師・家入 硝子(いえいり しょうこ)、100人以上の一般人を呪殺した最悪の呪詛師・夏油 傑(げとう すぐる)の先輩呪術師で、個人で活動している1級呪術師・冥冥(めいめい)の後輩にあたります。
五条悟や夏油傑の学生時代を描く『懐玉・玉折編』にも庵歌姫は登場しますが、学生時代から五条悟は庵歌姫に対して敬語を使わず、弱い者イジりするなど完全に舐めています。
芥見下々先生も2人の関係について『庵歌姫は「五条のことは割とマジで嫌い」』と発言していますが、2人で呪術高専に潜んでいる内通者を探すなどお互いのことを信頼しているように思われます。
一方で、五条悟の同級生である家入硝子とは仲が良く、65話では
「硝子!!アンタはあの2ひとみたいになっちゃ駄目よ!!」
と言いながら家入硝子に抱き付いています。
また、54話で行われた都立呪術高専VS府立呪術高専の野球対決では、府立京都府立の監督をして生徒たちと関わったり芥見下々先生も『京都校の生徒達は「みんな歌姫先生が大好き」』と明言していることから庵歌姫が生徒たちに慕われていることが分かります。
庵歌姫の術式
呪いの力『呪力』を流して発動する特殊能力のことを『術式』といいます。
庵歌姫の術式は、『単独禁区(ソロソロキンク)』です。
単独禁区は、術式範囲内にいる術者本人を含む任意の術師の呪力総量や出力を一時的に増幅させる術式です。
名前の由来は、1980年代を代表する女性アイドル歌手・中森 明菜(なかもり あきな)のシングル『禁区』ではないかとされています。
223話では、単独禁区を術式を構成するのに必要な『呪詞』、『掌印』、『舞』、『楽』を省略せずに術式を発動し、五条悟も呪詞を省略しないことでブラックホールのように対象物を引き寄せる『術式順転「蒼」』と対象物を弾き飛ばすような衝撃はを発生させる『術式反転「赫」』を掛け合わせた五条悟の大技『虚式「茈」』を200%出力で発動しました。
庵歌姫の顔の傷
庵歌姫の顔にある傷が学生時代の庵歌姫の顔にはなかったことから、呪術高専を卒業してから教師になるまでに付いたということが分かります。
府立呪術高専の3年生・東堂 葵(とうどう あおい)と2年生・与 幸吉(むた こうきち)、通称・究極メカ丸(あるてぃめっとめかまる)にも顔の傷が付いていますが、芥見下々先生は、3人の傷の関係性について関連性を否定しています。
作中には、呪霊や呪詛師がたくさん出てきますが、物語が進むにつれて庵歌姫の顔に傷をつけたキャラクターが登場するかもしれません。
まとめ
今回は、『庵歌姫』について解説しました。
可愛い見た目とキレのあるツッコミのギャップなどが魅力的な庵歌姫ですが、呪術廻戦には庵歌姫以外にも個性的なキャラクターが数多く登場しています。
ストーリーの流れだけでなくキャラクター1人1人に注目してみるとより一層呪術廻戦を楽しめるかもしれません。
ご愛読いただきありがとうございました。
-
【呪術廻戦考察】未回収の伏線と残る謎まとめ【随時更新】
続きを見る