大人気作品・『呪術廻戦』の主人公・虎杖 悠仁(いたどり ゆうじ)や伏黒 恵(ふしぐろ めぐみ)が通う東京都立呪術高等専門学校のもう一人の1年生である釘崎 野薔薇(くぎさき のばら)。
ファンの中では、彼女の行方について多くの意見が飛び交っています。
この記事では、初心者の方でも分かりやすい様に、これまでのあらすじを説明しながら、釘崎の現状に対する考察をします。
(※一部ネタバレを含みます)
釘崎野薔薇とは?人物像や能力を解説
釘崎は、呪術高専の1年生で、虎杖の同級生です。
毛嫌いしていた地元から出るため、呪術高専へ編入してきました。
サバサバとして勝気な性格ですが、元々呪術師の家系であるため、編入したての頃から戦い慣れしていました。
呪術師は、人間の負の感情から生まれる負のエネルギーである『呪力』を流して発動する特殊能力『術式』を使って呪いを祓います。
釘崎は、金槌や五寸釘、藁人形などと呪力を組み合わせた術式を使います。
釘崎野薔薇の生死が問われている理由
釘崎の行方が話題になったシーンがあるのが渋谷事変編です。
釘崎は、122話で生物の魂の形を変えて対象の肉体を変形・改造する術式『無為転変(むいてんぺん)』を使う呪霊・真人(まひと)の分身と対峙します。
真人は、自身の魂に直接攻撃されない限り肉体を再生できるため、多くの呪術師が苦戦を強いられていました。
しかし、釘崎の術式の一つ・共鳴り(ともなり)は、対象の魂にもダメージを与えるため、真人は釘崎を天敵であると感じました。
加えて、124話で分身は術式を使えないことを釘崎に勘付かれたため、真人の分身は逃走します。
釘崎は、分身を追跡していましたが、合流した真人本体の攻撃を顔面へもろに受けてしまいます。
真人からの攻撃を受けた釘崎は、悠仁に「虎杖 皆に伝えて 悪くなかった」と言い残すと、攻撃が当たった顔の左側と眼球が吹き飛んでしまいます。
その後、悠仁は127話で京都にある呪術高専の東堂 葵(とうどう あおい)と共に現れた新田 新(にった あらた)から釘崎の呼吸も脈も止まっていたが、出血や痛みを和らげる処置をしたと告げられます。
その後、144話で悠仁が恵に「釘崎はどうなった」と問いかけると、恵は俯いたため、悠仁は釘崎が死んだと悟ります。
このやり取り以降、釘崎について触れられることはありませんでした。
釘崎の行方についての伏線
結論を先にお伝えすると、釘崎は生きているまたは復活するという説が濃厚なのではないかと考えています。
ここからは、釘崎生存説の根拠について解説します。
理由①:東堂葵が知ってている「あのこと」
144話で釘崎と七海 建人(ななみ けんと)を失い、完全に戦意喪失した悠仁に対して「答えが出るまで決して足を止めるな それが呪術師として生きる者達へのせめてもの罰だ」と言います。
その直後、「あのことを今の虎杖(ブラザー)に言う必要はないな」という心の声が描かれています。
これは、「東堂が釘崎が生きている(復活する)という根拠や確信が、悠仁の成長のために敢えて黙っている」のではないかと捉えられます。
理由②:伏黒恵の術式・十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)
ファンの中であがっている疑惑の一つが「呪いの王・両面宿儺(りょうめんすくな)が恵を利用して復活を目論んでいる」という説です。
こちらも未だ明らかになっていませんが、宿儺が伏黒恵の術式・十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)で復活するのではないかという説が有力視されています。
この能力を使用すれば、死んだ釘崎や七海も復活できるのではないかと考えられます。
理由③:野薔薇(ノイバラ)の花言葉
野薔薇(ノイバラ)の花言葉には、「孤独」や「素朴な愛」などがあります。
釘崎のサバサバしていたり東京名所観光に対して無邪気にはしゃいだりと花言葉にあった人物像が描かれています。
そんな野薔薇の花言葉の一つが「痛手からの回復」です。
この花言葉の通りであれば、痛手を負った(生死の境にいる)釘崎が復活するのではないでしょうか。
まとめ
今回は、釘崎野薔薇の行方について解説しました。
今回取り上げた渋谷事変編は、2023年7月から始まるアニメ2期にも含まれている内容です。
アニメからでも漫画からでも楽しめる作品ですので、まだ呪術廻戦を見たことないという人は、ぜひ見てみてください。
ご愛読いただきありがとうございました。
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