TVアニメ『呪術廻戦』は2020年10から毎日放送・TBS系列の『スーパーアニメイズム』枠にて第1期1クールが放送された人気アニメです。
人間の負の感情から生まれる『呪い』と呪いを祓う『呪術師』との闘いを描いた本作は、国内のみならず、全世界で注目を集めています。
呪術廻戦には、ダークファンタジーの新境地を盛り上げる、魅力的なキャラクターが多数登場します。
今回は、その中でもファンからの人気の高いキャラクターのひとり・夏油 傑(げとう すぐる)をピックアップします。
夏油傑の年齢や特技、好きなものといったプロフィールの他、夏油傑の声を担当する声優キャストなどの情報もまとめました。
さらに、夏油傑が闇落ちした理由についても紹介します。
(※ネタバレ注意)
夏油傑のプロフィール
夏油傑は、100人以上の一般人(非術師)を呪殺し、『最悪の呪詛師』と謳われた呪詛師です。
夏油傑の基本情報は、以下の通りです。
・誕生日:2月3日(27歳)
・身長:185cm前後
・等級:特級
・特徴:黒い長髪、大きな耳、袈裟
・好きなもの:ざる蕎麦
・嫌いなもの:なし
・趣味or特技:格闘技
・人気投票の結果:第1回/15位、第2回/4位、第3回/4位
・声優:櫻井 孝宏(さくらい たかひろ)
※代表作:コードギアス 反逆のルルーシュ/枢木スザク、D.Gray-man/神田ユウ
フジテレビONEで放送されている『漫道コバヤシ』によると、夏油傑の名前の由来は、岩手県にある『夏油高原スキー場』とされています。
学生時代は都立呪術高専に所属しており、都立呪術高専1年生の担任教師・五条 悟(ごじょう さとる)や都立呪術高専の医師・家入 硝子(いえいり しょうこ)と同級生でした。
五条悟とは、喧嘩をすることもありましたが、家入硝子が任務で外に出ることが少なく、2人で任務をこなすことが多かったこともあり、お互いのことを下の名前で呼び合う程親しい仲でした。
呪詛師になった夏油傑は、『盤星教』と呼ばれる宗教団体を乗っ取り、教祖として活動していました。
2017年12月24日には、夏油傑を慕う呪詛師で構成された夏油一派とともに新宿と京都にそれぞれ1,000体の呪霊を放った事件『百鬼夜行』を起こしますが、都立呪術高専2年生・乙骨 憂太(おっこつ ゆうた)に敗れます。
辛うじて生き残りましたが、五条悟にとどめを刺されました。
しかし、死体の脳を入れ替えて肉体を乗っ取る・羂索(けんじゃく)に操られている夏油傑は、人間を起源とする真人(まひと)たち呪霊や呪詛師と共に虎杖悠仁たち呪術高専組と対立しています。
夏油傑の能力
呪いの力『呪力』を流して発動する特殊能力を『術式』といいます。
夏油傑の術式は、降伏した呪霊を取り込み、自在に操る『呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)』です。
媒介を用いて呼び出す式神とは異なり、媒介がなくても呪霊を使役でき、呪霊が持つ呪力で術式を発動します。
過去には、以下のような呪霊を保有していました。
・特級仮想怨霊「化身玉藻前」(とっきゅうかそうおんりょう「けしんたまものまえ」):百鬼夜行の際に乙骨憂太とに闘いで使った平安時代末期に鳥羽上皇の寵姫だったとされている『玉藻前』を起源とする呪霊
・虹龍(こうりゅう):『術師殺し』の異名を持つ伏黒 甚爾(ふしぐろ とうじ)との闘いで使用した龍を起源とする呪霊
・口裂け女(くちさけおんな):伏黒甚爾との闘いで使用した口裂け女を起源とする呪霊
取り込める呪霊の数に制限はなく、階級換算で2級以上の差があれば降伏条件を省いて取り込めます。
しかし、呪霊が他の人間と主従関係を結んでいる場合、取り込めない可能性があります。
準1級以上の呪霊を複数体使役していれば呪霊の術式や領域展開が解明・攻略されても新しい呪霊を使用すればいいため、手数の多さが魅力的な術式です。
また、伊藤 潤二(いとう じゅんじ)先生が手掛けて漫画作品『うずまき』が名前の由来とされている呪霊操術の奥義『極ノ番(ごくのばん)「うずまき」』を使うと取り込んだ呪霊を超高密度の呪力に変換して放つことができます。
なお、呪霊は球体状にしてから取り込みますが、取り込む際は吐瀉物を処理した雑巾を丸飲みする様な感覚になるとのことです。
夏油傑は、百鬼夜行の際に呪いを宿した武器『呪具』の一つで、三節棍のような形をした『游雲』を使っていましたが、基本的には呪霊操術で使役した呪霊を使って闘います。
夏油傑はなぜ闇落ちしたのか
学生時代の夏油傑は、『呪術は非術師を守るためにある』という『弱者生存』の考えを尊重していました。
しかし、不死の術式を使う呪術師・天元(てんげん)と同化することを定められた星漿体(せいしょうたい)である天内 理子(あまない りこ)の護衛と抹消の任務に就いた際に、天内理子の死体を非術師が笑顔で拍手しながら迎える光景を目の当たりにし、弱者生存の信念に疑問を抱きます。
その後、都立呪術高専に訪れた特級呪術師・九十九 由基(つくも ゆき)との会話を通じて『呪いを生まないために非術師を皆殺しにする』という考えを見出します。
そして、夏油傑を慕っていた後輩・灰原 雄(はいばら ゆう)が亡くなったことや2007年9月に■■県■■市(旧■■村)での任務の時に呪力を持っているという理由で集落の人間が枷場 菜々子(はさば ななこ)と枷場 美々子(はさば みみこ)を木の檻に閉じ込めていたことがきっかけで■■県■■市(旧■■村)に住む112名の住民を呪殺しました。
夏油傑のやったことが信じられない五条悟は、夏油傑を説得して引き留めようとしましたが、五条悟の思いは届かず、夏油傑は闇落ちしてしまいます。
呪術廻戦には魅力的なキャラクターがたくさんいる
今回は、『夏油傑』について解説しました。
夏油傑は、2023年7月から放送しているTVアニメ第2期にも登場します。
また、『呪術廻戦考察ブログ』では、TVアニメ第2期に登場するキャラクター情報だけではなく、呪術廻戦に関する様々な情報を発信しています。
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