裏梅(うらうめ)とは、漫画作品『呪術廻戦』に登場するキャラクターのひとりです。
裏梅は、白髪で中性的な見た目をしているキャラクターであり、虎杖悠仁たち呪術師と対立している『夏油一派』に協力している呪詛師として呪術廻戦に登場しています。
性別も不明な謎多きキャラクターですが、物語が進むにつれて少しずつ正体が明かされていきます。
本記事では、呪術廻戦に登場する裏梅について、基本情報や両面宿儺との関係、TVアニメの声優などを紹介します!
(※ネタバレ注意)
呪術廻戦のあらすじ
物語の舞台は、人間から流れ出た負の感情『呪い』が蔓延る2018年の日本。
呪いが蓄積して生まれる『呪霊』と呼ばれている化物を『呪術師』が祓っていました。
高校1年生の主人公・虎杖 悠仁(いたどり ゆうじ)は、『杉沢第三高等学校』というごく普通の高校に通っていました。
ある日、呪霊に襲われた先輩を助けるため、強力な呪いが籠められている『両面宿儺の指』を飲み込んだことで、秘匿死刑の対象となってしまいます。
しかし、最強の呪術師である五条 悟(ごじょう さとる)の計らいで、執行猶予を与えられる代わりに呪術師を育成する『東京都立呪術高等専門学校』の呪術師として、20本あるとされている両面宿儺の指を集めることとなります。
裏梅とは
裏梅は、一般人を呪殺した『呪詛師』のひとりです。
裏梅の基本情報は、以下の通りです。
・誕生日：不明
・身長：170cm前後
・特徴：赤髪が混じった白髪、おかっぱ、袈裟
・好きなもの：不明
・嫌いなもの：不明
・趣味or特技：不明
・人気投票の結果：第1回／ランク外(未登場)、第2回／39位、第3回／37位
・声優：斎賀 みつき(さいが みつき)
※代表作：MÄR-メルヘヴン-／ファントム、ブラッククローバー／ヘンリー・レゴラント
五条悟の旧友で、100人以上の一般人を呪殺した呪詛師・夏油 傑(げとう すぐる)の肉体を乗っ取っている羂索(けんじゃく)と共に行動しています。
116話では、裏梅が虎杖悠仁を受肉した術師で1,000年以上前に実在していた呪いの王・両面宿儺(りょうめんすくな)と面識があることが判明しました。
両面宿儺との関係について『呪術廻戦 公式ファンブック』では、おいしい料理が作れるという理由で裏梅は、両面宿儺の隣に立つことを許されたと解説されています。
219話では、両面宿儺の傍にいる姿が描かれました。
両面宿儺に仕えていた当時は、赤髪ではなく髪も短いですが、そこまで現在の姿との差異はありません。
また、裏梅は、普段から冷静沈着で感情の起伏もあまりありません。
しかし、221話では、裏梅が『宿儺様』と呼ぶほど慕っていた両面宿儺を煽った五条悟に対して怒りを露わにしたり、216話で羂索に対して嫌悪感のある表情で唾を吐いたりするなど感情表現がはっきりするときもあります。
裏梅の能力
呪いの力『呪力』を籠めて発動する特殊能力を『術式』といいます。
裏梅は、氷を顕現させて操る『氷凝呪法(ひこりじゅほう)』の使い手です。
作中では、氷凝呪法を使って以下のような術を繰り出していました。
・霜凪(しもなぎ)：手の平に息を吹きかけて広範囲にいる対象を氷結させる術
・直瀑(ちょくばく)：対象に向けて巨大な氷塊を飛ばす術
135話で都立呪術高専の姉妹校『京都府立呪術高等専門学校』3年生・加茂 憲紀(かも のりとし)が、裏梅の氷凝呪法に対して
「氷の術式!? しかもなんてハイレベルな!!」
と表現していることから、裏梅が実力者であることが伺えます。
また、呪力を反転させて『正のエネルギー』を生み出すことで傷の治癒などができる高等術式『反転術式』も使用できることから、呪力操作能力も高いでしょう。
さらに、裏梅は小柄であるため、肉弾戦よりも中長距離での戦闘が得意ではないかと考えられます。
237話では、近接戦闘を得意とする都立呪術高専3年生・秤 金次(はかり きんじ)と闘うこととなりましたが、展開が非常に気になります。
五条悟の前に獄門疆に入っていたのは裏梅なのか
五条悟は、91話で羂索によってどんなものでも封印する『獄門疆』に封印されました。
90話で羂索が
「心配しなくても封印はその内解くさ 100年...いや1000年後かな」
と発言していることから、獄門疆内の時間は物理的な時間は流れていないまたは、時の流れが非常に遅いと考えられます。
裏梅は、219話で登場した1,000年以上前の姿と現代の姿があまり変わっていません。
基本的に受肉をした術師は、依代としている肉体の姿をしているため、完全復活した両面宿儺のような例外を除き、顕在していたことろ同じ姿をしているキャラクターは登場しませんでした。
このことから、ファンの間では、裏梅が獄門疆の中に入っており、獄門疆を発見した羂索が獄門疆の封印を解いたため、共に行動することとなったのではないかと考えられます。
ただし、この場合116話で裏梅が両面宿儺へ声をかけた際、直ぐに誰か分らなかったことが気がかりとなります。
裏梅は菅原道真の親戚なのか
菅原 道真(すがわらの みちざね)とは、日本三大怨霊のひとりで、呪術界で長い歴史と強大な権力を持つエリート家系『御三家』の一角『五条家』先祖に当たる呪術師です。
そんな菅原道真の家紋に梅が使われていることから、裏梅は五条家の人間、または都立呪術高専2年生・乙骨 憂太(おっこつ ゆうた)のように菅原道真の親戚ではないかと考えられます。
五条悟や乙骨憂太は、呪力量が膨大で、反転術式を扱えるほど呪力操作に長けているため、裏梅も相当な強者であることが考えられます。
呪術廻戦には魅力的なキャラクターがたくさんいる
今回は、『裏梅』について解説しました。
裏梅も登場しているTVアニメ2期は、現在もMBS/TBS系列全国28局にて放送されています。
呪いと呪術師が繰り広げる大迫力のダークファンタジー・バトル漫画・呪術廻戦を今後もお見逃しなく!
また、『呪術廻戦考察ブログ』では、今回のような呪術廻戦に登場するキャラクター情報だけではなく、呪術廻戦に関する様々な情報を発信しています。
呪術廻戦の最新情報をチェックして、呪術廻戦をより一層楽しみましょう!
-
-
【呪術廻戦考察】未回収の伏線と残る謎まとめ【随時更新】
続きを見る
