呪術廻戦 用語解説

【呪術廻戦】伏魔御廚子とは|特徴やモデルについての解説&考察まとめ

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大人気漫画『呪術廻戦』の原作223話から繰り広げられている最強の呪術師・五条 悟(ごじょう さとる)VS呪いの王・両面宿儺(りょうめんすくな)との闘いは、ファンの間でも注目の1戦となっており、最新話が更新されるたびにSNSでトレンド入りしています。

本記事では、そんな熱い闘いを繰り広げているキャラクターの1人・両面宿儺が使う領域展開『伏魔御廚子(ふくまみづし)』についてまとめています。

まだ呪術廻戦を見たことがないという方にも分かりやすく解説しているので、気になる方はご覧ください。

(※ネタバレ注意)

伏魔御廚子とは

呪力を流して発動する特殊能力のことを『術式』といい、術式を付与して作られた心の中にある空間『生得領域』を呪力で周囲に構築したものを『領域展開』といいます。

領域展開は空海によって開創された仏教『真言密教』がモチーフではないかとされている『掌印』を結ぶことで発動でき、領域内では領域を展開させた術者の攻撃は必ず当たります。

伏魔御廚子は両面宿儺が使う領域展開で、神閻魔天の印を結んで発動します。

領域内には、牛の頭骨に象られた巨大な御廚子がある建物が構築されます。

両面宿儺は、作中で伏魔御廚子と共に下記の斬撃を組み合わせて使っていました。

・解(かい):通常の斬撃
・捌(はち):力を一点集中させて人たちで対象を斬る斬撃

両面宿儺には炎を矢のような形にして放つ『開(フーガ)』という術式もありますが、もしかすると今後、開と伏魔御廚子を組み合わせる場面があるかもしれません。

伏魔御廚子の特徴

領域展開や平安時代の呪術師・芦屋 貞綱(あしや さだつな)が呪霊や一般人を呪殺した呪術師『呪詛師』から舎弟を守るために編み出した領域『シン・陰流「簡易領域」』は相手を閉じ込めることを目的としています。

しかし、伏魔御廚子は結界で現実世界と生得領域を分断せずにあえて相手に逃げ道を与える制約(縛り)を設けることで領域の範囲を最大半径200mまで広げるなど領域の条件を自由に変更できます。

本来、領域展開は結界を使って外殻を作らなければ原形を保てませんが、それをやってのける両面宿儺の伏魔御廚子は神業とも言えます。

また、225話で五条悟と同時に領域展開を発動した際に効果範囲内を広げて『外側からの攻撃に脆い』という領域展開の欠点を突いて五条悟の領域展開『無量空処』を破壊したり、227話で領域内の必中効果を打ち消して領域の威力を高めたりと領域の柔軟性も非常に高いと考えられます。

さらに、229話では五条悟に伏魔御廚子を崩された後に伏黒恵が使う影を媒介として十種の式神を操る術式『十種影法術』で『八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)』を召喚したため、もしかすると伏魔御廚子と伏黒恵の術式や領域展開を組み合わせるかもしれません。

伏黒恵の領域展開『嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)』は未完成ですが、結界を作らないことや地表が液体で覆われているなど伏魔御廚子と嵌合暗翳庭には類似している点も見られるため、伏黒恵の身体を乗っ取っている両面宿儺が嵌合暗翳庭を使う可能性が高いと思われます。

仮に両面宿儺によって嵌合暗翳庭が完成した場合、両面宿儺は五条悟をも凌ぐ呪術師になるでしょう。

伏魔御廚子のモデル

呪術廻戦では、実在する人物や伝承、仏教用語などをモデルにしていることが見受けられます。

伏魔御廚子もその1つです。

『伏魔』とは、中国の伝奇小説『水滸伝』に登場する悪魔がひそむ殿堂『伏魔殿』がモデルとなっているとされています。

また、『御廚子』とは、厨房で使用する道具類を収納する入れ物が転じて用いられるようになった仏教用具を納める両扉の収納具『廚子』に接頭語の『御』を付けたものではないかとされています。

以上から伏魔御廚子は、『悪魔の厨房』という意味合いが適切ではないかと考えられます。

一方で名前が似ていることから奈良県にある『御厨子神社』がモデルではないかという意見もありますが、上記の考察の方が有力ではないかとされています。

呪術廻戦はこれからも目が離せない

以上、『伏魔御廚子』について解説しました。

2023年7月にTVアニメ2期が始まったりアニメーション 呪術廻戦展「劇場版 呪術廻戦 0」編が全国で開催されるなどまだまだ勢いが止まりません。

そんな呪術廻戦を見たことがないという方は、本記事をきっかけに漫画やTVアニメを見てみませんか?

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