呪術廻戦 用語解説

【呪術廻戦】反転術式とは?仕組みや使える人などのまとめ

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『反転術式(はんてんじゅつしき)』とは、『呪術廻戦』で使われている高度な呪力操作の名称です。

限られた呪術師にしか反転術式を使いこなせません。

本記事では、呪術廻戦の反転術式にスポットを当てます!

反転術式の効果や術式反転との違い、使用者の一覧をまとめます。

(※ネタバレ注意)

 

反転術式とは

負の呪力に負の呪力をかけ合わせると正の呪力が生まれます。

正の呪力を生む呪力操作が反転術式と呼ばれる高等技術です。

名前に術式と付いていますが、呪力を流して発動する通常の『術式』とは異なります。

反転術式を使うと肉体の回復などが可能です。

通常の術式を発動するよりも多くの呪力を消費するだけでなく、極めて繊細な呪力操作が必要となるため、呪術師の中でも使い手はごく少数に限られています。

術式反転との違い

最強の呪術師・五条 悟(ごじょう さとる)が使う『術式反転「赫」』や謎の呪詛師(大量の一般人を呪殺した呪術師)である羂索(けんじゃく)が呪術師の中でも最も等級が高い『特級呪術師』のひとり・九十九 由基(つくも ゆき)との戦いで使用していた重力場を発生させる術式は、『術式反転(じゅつしきはんてん)』と呼ばれる技術です。

反転術式と術式反転は名称が似ていますが、全くの別物です。

術式反転は、術師が使っている術式に正の呪力を掛け合わせることで、術式本来の性質と真逆の性質を持つ術式を生み出します。

反対に術式に負の呪力を掛け合わせると、呪力本来の力を強化する『術式順転(じゅつしきじゅんてん)』ができます。

呪霊にとって正の呪力は悪影響を及ぼすものであり、負の呪力を体内で循環させるだけで傷を治癒できるため、基本的に反転術式を使いません。

反転術式の弱点

189話で反転術式の使い手の弱点が『脳を一撃で潰すこと』と『毒物』であることが明かされました。

脳が活動していないと、呪力操作だけでなく、生命活動自体がままなりません。

また、単純な肉体の再生とは異なり、毒物は原因物質の特定や除去など、より高度な呪力操作が求められます。

さらに、部位の欠損や致命傷は、回復するために膨大な呪力を消費するため、呪力操作が得意でも呪力が少なければ治癒できません。

このように、反転術式に必要な呪力操作能力や呪力が不足している状態や、致命的または複雑なダメージは反転術式にとっての天敵です。

反転術式の使用者一覧

作中で反転術式を使用している術師は、数多く登場しています。

ここからは、代表的な反転術式の使用者を紹介します。

1人目:五条悟

五条悟は、都立呪術高専で1年生の担任教師をしている呪術師です。

五条悟の基本情報は、以下の通りです。

・等級:特級
・誕生日:12月7日(28歳)
※両面宿儺との対戦は12月24日なのでその時点では29歳
・身長:191cm前後
・特徴:白髪、バサバサしたまつ毛、碧眼
・好きなもの:甘いもの
・嫌いなもの:アルコール
・趣味or特技:大抵なんでもできる
・人気投票の結果:第1回/3位、第2回/2位、第3回/3位
・声優:中村 悠一(なかむら ゆういち)
※代表作:戦隊大失格/レッドキーパー、終末のワルキューレII/釈迦

高専生時代に術師殺しの異名を持つ伏黒 甚爾(ふしぐろ とうじ)に敗れた際、全神経を反転術式に注いだことで体得しました。

術式を使い続けると、脳に負荷がかかりますが、五条悟は無限を現出させ、接触を阻む術式『無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)』を常に発動するため、反転術式を回し続け、脳が焼き切れるのを防いでいます。

また、術式を施して人間や呪霊が内に秘める『生得領域(しょうとくりょういき)』を外界に具現化する『領域展開』を発動したことで焼き切れた術式を治癒することもできます。

2人目:家入硝子

家入 硝子(いえいり しょうこ)は、都立呪術高専に所属している医師です。

家入硝子の基本情報は、以下の通りです。

・等級:不明
・誕生日:11月7日(28歳)
※両面宿儺との対戦は12月24日なのでその時点では29歳
・身長:170cm前後
・特徴:長髪、濃い隈、右目の泣きぼくろ
・好きなもの:酒
・嫌いなもの:甘い物
・趣味or特技:酒
・人気投票の結果:第1回/27位、第2回/24位、第3回/23位
・声優:遠藤 綾(えんどう あや)
※代表作:らき☆すた/高良みゆき、マクロスF/シェリル・ノーム

家入硝子は、反転術式以外の術式を使えません。

しかし、反転術式で生まれた正のエネルギーをそのままアウトプットし、他人を治癒できる数少ない呪術師です。

感覚派である家入硝子は、五条悟に反転術式のコツを聞いたときに

「ひゃーっとやってひょいだよ ひゅーひょいっ 分かんない? センスねぇ~」

と言っていました。

作中では反転術式を使っている様子は描かれていません。

3人目:乙骨憂太

乙骨 憂太(おっこつ ゆうた)は、都立呪術高専の2年生です。

乙骨憂太の基本情報は、以下の通りです。

・等級:特級
・誕生日:3月7日(17歳)
・身長:178cm前後
・特徴:黒髪、三白眼、温厚
・好きなもの:ごま油を付けた塩キャベツ
・嫌いなもの:ステーキの脂身
・趣味or特技:不明
・人気投票の結果:第1回/7位、第2回/8位、第3回/5位
・声優 緒方 恵美(おがた めぐみ)
※代表作:新世紀エヴァンゲリオン/碇シンジ、遊☆戯☆王/武藤遊戯

家入硝子同様、反転術式で他人の治癒ができ、0巻では負傷した同級生・狗巻 棘(いぬまき とげ)や禪院 真希(ぜんいん まき)を治癒していました。

また、141話では刀で虎杖悠仁を刺した際、虎杖悠仁の心臓が止まるのと同時に反転術式で治癒していました。

4人目:秤金次

秤金 次(はかり きんじ)は、都立呪術高専の3年生です。

秤金次の基本情報は、以下の通りです。

・等級:不明
・誕生日:不明(19歳)
・身長:185cm前後
・特徴:金髪、ちょび髭、切れ目の入った眉毛
・好きなもの:ギャンブル
・嫌いなもの:不明
・趣味or特技:不明
・人気投票の結果:第1回/54位、第2回/78位、第3回/19位
・声優:なし

通常時の秤金次は、反転術式を習得していません。

しかし、実在のパチンコ台『CR私鉄純愛列車』をモデルにした領域展開『坐殺博徒(ざさつばくと)』で大当たりを引き、無制限に呪力が溢れる4分11秒間のボーナスラウンドに入ると、呪力で秤金次の肉体が壊れないように反射で反転術式を発動しています。

5人目:九十九由基

九十九由基は、特級呪術師のひとりです。

九十九由基の基本情報は、以下の通りです。

・等級:特級
・誕生日:不明
・身長:173cm前後
・特徴:金髪ストレート、タンクトップ、ジーンズ
・好きなもの:チキンブリトー
・嫌いなもの:海藻類
・趣味or特技:バイク
・人気投票の結果:第1回/48位、第2回/36位、第3回/34位
・声優:日髙 のり子(ひだか のりこ)
※代表作:タッチ/浅倉南、犬夜叉/桔梗

207話で羂索と戦っている際に、反転術式で自身の傷を治癒していました。

血で顔の半分が覆われる程の重症でしたが、短時間で傷を殆ど塞いだことから、反転術式の精度が高いと考えられます。

6人目:両面宿儺

両面宿儺(りょうめんすくな)は、1,000年以上前に生存し、死後も現世を脅かしている呪いの王です。

両面宿儺の基本情報は、以下の通りです。

・等級:特級
・誕生日:不明
・身長:175cm前後
・特徴:常人の倍ある腕と口、体に描かれた模様、オールバック
・好きなもの:不明
・嫌いなもの:特になし
・趣味or特技:食べる事
・人気投票の結果:第1回/10位、第2回/13位、第3回/12位
・声優:諏訪部 順一(すわべ じゅんいち)
※代表作:テニスの王子様/跡部景吾、黒子のバスケ/青峰大輝

虎杖悠仁を受肉した状態で潰した虎杖悠仁の心臓を復活させたり、117話で仮死状態の伏黒恵を延命させたりと反転術式の精度は規格外です。

また、五条悟との戦いを通じて術式の治癒も可能になりました。

7人目:羂索

羂索は、正体不明の呪詛師です。

羂索の基本情報は、以下の通りです。

・等級:不明
・誕生日:不明
・身長:不明
・特徴:不明
・好きなもの:不明
・嫌いなもの:不明
・趣味or特技:不明
・人気投票の結果:第1回/ランク外(未登場)、第2回/31位、第3回/36位
・声優:櫻井 孝宏(さくらい たかひろ)
※代表作:マギ/ジャーファル、ダイヤのA/御幸一也

ファンブックで『お察しの通り反転術式は使えます。』とコメントされていました。

実際に使用したのは205話で、九十九由基に千切られた腕を再生していました。

8人目:裏梅

裏梅(うらうめ)は、両面宿儺に仕えている呪詛師です。

裏梅の基本情報は、以下の通りです。

・誕生日:不明
・身長:170cm前後
・特徴:赤髪が混じった白髪、おかっぱ、袈裟
・好きなもの:不明
・嫌いなもの:不明
・趣味or特技:不明
・人気投票の結果:第1回/ランク外(未登場)、第2回/39位、第3回/37位
・声優:斎賀 みつき(さいが みつき)
※代表作:咲-Saki-/弘世菫、しゅごキャラ!/三条海里

135話で呪物『呪胎九相図(じゅたいくそうず)』の1番を受肉した脹相(ちょうそう)が放った固まった血液を弓矢のように直線的に射出する技『百歛 穿血(びゃくれん せんけつ)』を受けた際、反転術式で傷を治癒しました。

しかし、傷は治癒できましたが、血中に含まれていた毒は解毒できませんでした。

9人目:黄櫨折

黄櫨 折(はぜのき いおり)は、羂索が仕組んだ呪術を与えられた者たちの殺し合い『死滅回游(しめつかいゆう)』に参加させられた『泳者(プレイヤー)』のひとりです。

黄櫨折の基本情報は、以下の通りです。

・等級:不明
・誕生日:不明
・身長:不明
・特徴:オールバック、半裸、オーバーオール
・好きなもの:不明
・嫌いなもの:不明
・趣味or特技:不明
・人気投票の結果:第1回/ランク外(未登場)、第2回/ランク外(未登場)、第3回/ランク外(未登場)
・声優: なし

黄櫨折は、体の一部を爆発させる術式を使っており、239話では爆発させた眼球を反転術式で再生させていました。

しかし、羂索が召喚した4体の呪霊が首を串刺しにした際には、蘇生できずに死亡しました。

10人目:円鹿

円鹿(まどか)は、呪術界に君臨するエリート家系『御三家』の一角である『禪院家』の相伝術式で、術師の影を媒介として式神を召喚する術式『十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)』で呼び出せる十種類の式神の内の1体です。

218話で両面宿儺の傷を治癒し、伏黒恵の義姉・伏黒 津美紀(ふしぐ ろつみき)を受肉した術師万(よろず)が生み出した液体金属に流れていた万の呪力を中和していました。

反転術式の使い手は他にもいるかもしれない?

今回は、『 反転術式』について解説しました。

反転術式は、先天的に身体へ課される生得術式とは異なり、後天的に会得できるため、物語が進むに連れて反転術式の使い手が増える可能性があります。

今後も『反転術式』にも注目しながら呪術廻戦をご覧ください。

また、『呪術廻戦考察ブログ』では、呪術廻戦に関するさまざまな情報を発信しています。

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