【呪術廻戦】ユーモラスな呪言師・狗巻棘のプロフィールを紹介

既刊23巻にして電子版を含めるシリーズ累計発行部数が8,000万部を超える、芥見 下々(あくたみ げげ)先生の漫画作品『呪術廻戦』。

本作のTVアニメ第2期となる『呪術廻戦　懐玉・玉折／渋谷事変』が、2023年7月から毎日放送・TBS系列『スーパーアニメイズム』枠にて放送が開始しました。

本記事では、呪術廻戦2期にも登場するキャラクター・狗巻 棘(いぬまき とげ)についてまとめます。

(※ネタバレ注意)

呪術廻戦のあらすじ

舞台は、人間から流れ出た負の感情『呪い(のろい)』による怪死者・行方不明者が年平均10,000人を超える日本。

高校1年生の主人公・虎杖 悠仁(いたどり ゆうじ)が通う『杉沢第三高等学校』には、『両面宿儺(りょうめんすくな)の指』と呼ばれる呪いが籠められた『呪物(じゅぶつ)』が眠っていました。

ある日、両面宿儺の指の封印が解かれたことで、校内に呪いから生まれた化け物『呪霊(じゅれい)』が出現します。

虎杖悠仁は、呪霊に襲われた学友を助けるため、呪いを祓うことを生業とする『呪術師(じゅじゅつし)』である伏黒 恵(ふしぐろ めぐみ)とともに学校へ向かいます。

虎杖悠仁は、呪霊に対抗する力を得るため、宿儺の指を喰らい、1,000年以上前に実在した呪いの王・両面宿儺を復活させました。

宿儺の器となった虎杖悠仁は、死刑を宣告されます。

しかし、最強の呪術師・五条 悟(ごじょう さとる)の提案で執行猶予として日本に2校しかない呪術教育機関のひとつ『東京都立呪術高等専門学校』へ編入し、20本ある両面宿儺の指を全て取り込むことを命じられました。

狗巻棘とは

狗巻 棘(いぬまき とげ)は、準1級呪術師で呪術高専の2年生です。

狗巻棘の基本情報は、以下の通りです。

・等級：準1級
・誕生日：10月23日(17歳)
・身長：164cm前後
・特徴：銀髪、マッシュルームヘア、口元の模様
・好きなこと：悪ノリ
・好きなおにぎりの具：ツナマヨ
・嫌いな食べ物：魚卵
・趣味or特技：YouTube
・人気投票の結果：第1回／4位、第2回／8位、第3回／8位
・声優　内山 昂輝(うちやま こうき)
※代表作：ソウルイーター／ソウル=イーター、山田くんとLv999の恋をする／山田秋斗

狗巻棘は、呪術師の家系のひとつ『狗巻家』出身です。

原作ではマッシュルームヘアですが、プロトタイプ版の『呪術廻戦 0巻 東京都立呪術高等専門学校』では、虎杖悠仁に似た髪型でした。

不用意に人を呪わないように、普段からおにぎりの具のみで会話しています。

芥見下々先生によると『しゃけ』は肯定で『おかか』否定を表していますが、それ以外の具材については、作者もよく分かっていません。

同学年の乙骨 憂太(おっこつ ゆうた)は、編入したばかりの頃は不可解な狗巻棘の言動を恐れていました。

しかし、狗巻棘と乙骨憂太の2人が向かった任務では、乙骨憂太が狗巻棘のバックグラウンドや温厚で心優しい性格を知ったため、仲良くなりました。

狗巻棘の術式

呪いの力『呪力』を籠めて発動する特殊能力を『術式』といいます。

狗巻棘は、自分の声に呪力を付加して言霊を増幅・強制させる狗巻家の相伝術式『呪言(じゅごん)』を使います。

拡声器で有効範囲を広げたり、携帯電話を使用して遠方の対象に向けて発動したりできます。

非常に強力な術式ですが、喉への負担が大きかったり、強力な言霊を使うと吐血する可能性もあります。

また、実力差があると効かなかったり、呪言が自分に返ってくるかもしれません。

さらに、脳から耳にかけて呪力でおおわれてしまうと防がれてしまうなどの欠点もあります。

任務では、呪言を使うことを見据えてのど飴やのどスプレーを常備しています。

狗巻棘の腕について

137話と222話で乙骨憂太は、渋谷にある東急百貨店と東急東横店を中心に一般人のみが閉じ込められる漆黒の結界『帳』が降ろされた事件『渋谷事変』にて虎杖悠仁を受肉した両面宿儺が狗巻棘の腕を切り落としたと発言していました。

しかし、両面宿儺が狗巻棘の腕を切り落とすシーンが描かれていないことや、両面宿儺が使う通常の斬撃『解(かい)』は対象を細切れにしたり、ビルを真っ二つにしたりできるのにもかかわらず、腕だけ切るのはおかしいなどの理由から狗巻棘の腕を切り落としたのは両面宿儺ではないと考えられています。

ファンの間では、狗巻棘の腕は、呪言師を絶やそうとしている呪術界の上層部の仕業ではないかと考えられています。

腕を切り落とされた狗巻棘に巻かれている布が、両面宿儺の指を封印していたものと似ていることからも呪術界上層部の可能性が高いのではないでしょうか。

さらに、狗巻棘の狗には、スパイやまわしものという意味があることから、狗巻棘は呪術師と敵対している『呪詛師』や呪霊に情報を流している内通者ではないかと考えられています。

仮に狗巻棘が内通者であるとすれば、何者かに内通者とバレて交戦した際に、腕を切り落とされた可能性も考えられます。

呪術廻戦には魅力的なキャラクターがたくさんいる

今回は、『 狗巻棘』について解説しました。

狗巻棘は、謎めいたことが多いので、物語が進むにつれて全容が明かされるかもしれません。

呪術廻戦を見るときは、狗巻棘にも注目してみてください。

また、『呪術廻戦考察ブログ』では、呪術廻戦に登場するキャラクター情報だけではなく、呪術廻戦に関する様々な情報を発信しています。

呪術廻戦の最新情報をチェックして、呪術廻戦をより一層楽しみましょう。