2023年7月より2期が放送中のTVアニメ『呪術廻戦』は、ダークファンタジー×バトルの切り口で人気を博している作品です。
原作は集英社が出版している漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』にて、芥見 下々(あくたみ げげ)氏が連載中の同名漫画作品。
既刊24巻の呪術廻戦は、コミックス累計発行部数が8,000万部以上と、国内外問わず注目を集めています。
今回は、呪術廻戦の登場キャラクターの中から、謎の多い呪術師・与幸吉(究極メカ丸)をピックアップ!
与幸吉(究極メカ丸)のプロフィールや声優情報、能力などを解説します!
(※ネタバレ注意)
与幸吉(究極メカ丸)とは
与 幸吉(むた こうきち)/究極(アルティメット)メカ丸は、都立呪術高専の姉妹校『京都府立呪術高等専門学校(以下:府立呪術高専)』の2年生です。
与幸吉(究極メカ丸)の基本情報は、以下の通りです。
・等級:準1級
・誕生日:10月4日(17際)
・身長:180cm前後(究極メカ丸)
・特徴(与幸吉):ちょんまげのように結んだ長髪、左頬の傷、鋭い目つき
特徴(究極メカ丸):額にある炎のような模様、緑色の眼、茶色いボディ
・好きなもの:味がしっかりしている物
・嫌いなもの:生もの
・趣味or特技:集団行動(究極メカ丸)
・人気投票の結果:第1回/30位、第2回/25位、第3回/30位
・声優:松岡 禎丞(まつおか よしつぐ)
※代表作:エロマンガ先生/和泉正宗、食戟のソーマ/幸平創真
与幸吉(究極メカ丸)は、後々巨大ロボットの話を描きたいという芥見下々氏の願いによって誕生しました。
『呪術廻戦 公式ファンブック(以下:公式ファンブック)』では、与幸吉のキャラクターデザインについて『「全身包帯」ということだけ決めて本体のデザインをこねくり回していたが何度描いても「志々雄じゃねえか!!」ってなって途中で諦めた。』とコメントしていました。
与幸吉の名前の由来は漢字のままですが、メカ丸は芥見下々氏が大好きだったロボットアニメに登場する機体の名前を使っています。
昔から散髪に行けていなかったため、ちょんまげにしています。
幼い頃に府立呪術高専に保護されていた与幸吉(究極メカ丸)は、本人の希望で非術師(一般人)の両親に自分が死んだと思わせていました。
府立呪術高専のメンバーとは、良好な関係を築いています。
与幸吉(究極メカ丸)の術式
呪いの力『呪力』を流して発動する特殊能力を『術式』といいます。
与幸吉は、呪力を用いて緻密な動作が可能な高性能傀儡を遠隔操作する『傀儡操術(かいらいそうじゅつ)』という術式を使います。
術者と傀儡は、視覚や聴覚などを共有でき、傀儡を介した会話なども可能です。
与幸吉は、普段から傀儡である究極メカ丸を操作しており、身の回りの世話なども究極メカ丸にさせています。
究極メカ丸のように呪力出力の高い傀儡は、術者が傀儡の近くにいなければなりません。
しかし、与幸吉は究極メカ丸と離れていても操作できます。
原作で与幸吉は、究極メカ丸を用いて以下のような技を繰り出しました。
〇究極メカ丸(通常時)
・刀源解放(ソードオプション) 推力加算(ブーストオ) 「絶技抉剔(ウルトラスピン)」:肘に仕込んだジェットを噴射させ、その推進力と腕に仕込んだ刃で相手を攻撃する技
・「大祓砲(ウルトラキャノン)」:片手からビームを放つ技
・砲呪強化形態(モード・アルバトロス) 「三重大祓砲(アルティメットキャノン)」:変形させた口と両手からビームを放つ技
・「剣山盾(ウルトラシールド)」:腕を剣山のように変形させて攻撃を防ぐ技
〇究極メカ丸絶対形態(モード・アブソリュート)
・チャージ2年 「二重大祓砲(ミラクルキャノン)」:両手からビームを放つ技
・チャージ5年 「追尾弾(ビィジョン)~五重奏~(ヴィオラ)」:5つの追尾型レーザーを放つ技
また、あらゆる術式を中和する『シン・陰流「簡易領域」』も使えます。
原作ではシン・陰流「簡易領域」をカプセルで保管し、究極メカ丸絶対形態に装填することで、操縦席を守ったり、攻撃したりしていました。
天与呪縛について
生まれつき強大な力を得る代償として強制的に何かを犠牲にする縛り(制約)のことを『天与呪縛(てんよじゅばく)』といいます。
与幸吉も天与呪縛を授かったキャラクターのひとりです。
与幸吉は、生まれつき右腕と膝からの下、腰から下の感覚がありません。
月明かりでも焼かれる程に肌が脆く、全身の毛穴に針を刺されたような痛みがあります。
その代償として、与幸吉は絶大な呪力を得ました。
天与呪縛のおかげで、与幸吉が傀儡操術にて傀儡を操作できる範囲は、日本全土に及びます。
また、与幸吉が人間を起源とする呪霊『真人』との戦いで奥の手として使った『究極メカ丸絶対形態 装甲傀儡究極メカ丸試作0号』は、天与呪縛で縛られていた期間にチャージしていた呪力を燃料として稼働していました。
与幸吉の死亡シーン
与幸吉が死亡したのは、82話です。
与幸吉は、素手で触れた対象の魂を弄る真人の術式『無為転変』で体を治す代わりに呪霊や非術師を呪殺した『呪詛師』と通じている学長以上の呪術界上層部に情報を流している内通者でした。
しかし、間接的ではありますが、『京都校の人間には手を出さない』という縛りを破ったため、与幸吉は呪詛師たちと対立します。
そのため、10月19日に与幸吉は、真人と戦うこととなりました。
究極メカ丸絶対形態やシン・陰流「簡易領域」を使って交戦しますが、与幸吉は真人に敗れます。
死後に起こった渋谷の東急百貨店 東急東横店を中心に半径およそ400mに一般人のみを閉じ込める帳(結界)が降ろされた事件『渋谷事変』では、ミニメカ丸として虎杖悠仁をサポートしていました。
82話で与幸吉が死んだ直後や、128話でミニメカ丸が停止する際に行われた府立呪術高専2年生・三輪 霞(みわ かすみ)との掛け合いは、呪術廻戦屈指の名シーンとされています。
呪術廻戦には魅力的なキャラクターがたくさんいる
今回は、『与幸吉(究極メカ丸)』について解説しました。
与幸吉(究極メカ丸)は、死後もファンからの人気が高いキャラクターです。
そんな与幸吉(究極メカ丸)の活躍を呪術廻戦でご覧ください!
また、『呪術廻戦考察ブログ』では、今回のような呪術廻戦に登場するキャラクター情報だけではなく、呪術廻戦に関するさまざまな情報を発信しています。
呪術廻戦の最新情報をチェックして、呪術廻戦をより一層楽しみましょう!
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