2021年4月にシリーズ累計発行部数が4,500万部突破した大人気作品『呪術廻戦』。
2023年3月にはTVアニメ2機の放送も決まっており、その勢いは止まりません。
今回は、そんな呪術廻戦の主人公・虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)の両親についてこれまでの話をもとに考察します。
虎杖悠仁の両親はどんな人?
1話で悠仁の祖父・虎杖 倭助(いたどり わすけ)が悠仁に両親のことを話そうとしますが、「いいよ 興味ねーから」とバッサリ切られてしまいます。
それ以降、悠仁の両親については詳細が明かされていませんでした。
しかし、143話で悠仁の両親らしき人物の描写がありました。
ここからは、143話を中心に悠仁の両親について判明していることをまとめます。
虎杖悠仁の父親
143話で眼鏡をかけて赤子の悠仁を抱いている男性は倭助に『仁』と呼ばれていました。
仁は倭助のことを『父さん』と呼んでいたため、恐らく悠仁の父親で倭助の実子であると考えられます。
眼鏡をしていますが、目元は悠仁が似ていることからも父親の可能性は高いと考えられます。
虎杖悠仁の母親
143話には、倭助と仁以外に母親らしき黒髪ショートの女性が出てきています。
悠仁の母親らしき女性の名前は出ていませんが、倭助のことを『お義父さん』と呼んでいるため、母親の可能性が高いと思われます。
虎杖悠仁の母親は羂索が乗っ取っていた香織
「オマエが子供を欲しがっていたことも香織との間にそれが叶わなかったことも知っている だが香織が死んだのは」
これは143話における倭助の発言です。
この発言から、仁には香織という死別した前妻がいるのではないかと考えられます。
ファンの間では、悠仁の母親が非術師を呪殺した呪術師『呪詛師』の1人・羂索(けんじゃく)なのではないかという意見があがっています。
ここからは、悠仁の母親が羂索であると考えられる3つの理由をお伝えします。
理由1:母親の額についている縫い傷
143話で描かれている悠仁の母親と思われる女性の額には縫い傷のようなものがあります。
羂索は、脳を入れ替えて肉体を乗っ取る術式を使っており、悠仁が通っている『東京都立呪術高等専門学校』の教師・五条 悟(ごじょう さとる)の元親友・夏油 傑(げとう すぐる)や史上最悪の術師・加茂 憲倫(かも のりとし)の肉体を乗っ取っていることも判明しています。
羂索が肉体を乗っ取った人物には、悠仁の母親と思われる女性と同じように額に縫い傷がついていることから、悠仁の母親は羂索であるのではないかと考えられます。
また、香織が死んでいることや、仁が香織との子供を欲しがっていた時に現れたことなどを考えると、羂索が乗っ取っていたのは香織ではないかと考えられます。
理由2:羂索が虎杖悠仁のことを息子と呼んでいる
160話で羂索は、悠仁がかつて所属していた心霊現象研究会の部員・佐々木(ささき)に対して
「息子と仲良くしてくれてありがとう」
と発言しています。
この発言からも羂索が悠仁の親である可能性は高いと考えられます。
理由3:両面宿儺の発言
214話で呪いの王・両面宿儺(りょうめんすくな)が悠仁の戦い方を見て
「そうか小僧はあの時の 羂索め気色の悪いことをする」
と発言しています。
親子関係かどうかは不明ですが、この発言から少なくとも悠仁と羂索は旧知の仲で宿儺は2人の関係性に気付いたことが分かります。
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虎杖倭助は両親の秘密を知っていた?
1話で悠仁に両親のことを話そうとしていたり、143話で
「仁...オマエがどう生きようとオマエの勝手だ だがあの女だけはやめとけ 死ぬぞ」
と発言したり、
「だが香織が死んだのは」
と言いかけていることから、倭助は香織や仁、悠仁の母親の秘密を全て知っているのではないかと考えられます。
このことから、倭助の遺言である
「オマエは強いから人を助けろ 手の届く範囲でいい 救えるやつは救っとけ 迷っても感謝されなくてもとにかく助けてやれ オマエは大勢に囲まれて死ね 俺みたいにはなるなよ」
という発言には、『倭助が仁が悠仁の母親との関係を止めさせられなかったせいで仁が死んだので、悠仁にはその二の舞になってほしくない』という思いが込められているのではないかと考えられます。
まとめ
今回は、『虎杖悠仁の両親』について考察しました。
悠仁は術式を使えないことになっていますが、両親について知ることで、術式が開花するかもしれません。
また、呪術廻戦には他にも明らかになっていないことが沢山あるので、今後の展開が楽しみですね。
ご愛読いただきありがとうございました。
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