呪術廻戦

【呪術廻戦】両面宿儺と裏梅の関係は?『浴』とは何なのか?

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芥見 下々(あくたみ げげ)先生が描くダークファンタジー・バトル漫画『呪術廻戦』。

週刊少年ジャンプで連載されているだけでなく、TVアニメ・映画化もされている超人気作品です。

今回は、そんな呪術廻戦に登場するキャラクター・両面宿儺(りょうめんすくな)と裏梅(うらうめ)の関係性や目的などをこれまでの話を振り返りながら考察します。

(※ネタバレ注意)

両面宿儺と裏梅の関係性


両面宿儺と裏梅の関係性を考える前に、まずは2人がどのような人物なのかを解説します。

両面宿儺とは

宿儺は、1000年以上前に『呪いの王』と恐れられていた人間です。

人間から流れ出る負のエネルギー『呪い』が籠められた『呪物』になっていましたが、1話で主人公・虎杖 悠仁(いたどり ゆうじ)が呪いによって生み出された化け物『呪霊』を倒すために強力な呪いが籠められた『特級呪物』である宿儺の指を虎杖が食べたことで、虎杖を受肉して復活しました。

自身が認めた相手には強く興味を持ち、それ以外は一方的に痛めつけるような残忍な性格です。

212話では、悠仁の同級生で宿儺が興味を持っていた伏黒 恵(ふしぐろ めぐみ)を受肉し、目的のために動き出しました。

裏梅とは

裏梅は、非術師を呪殺した呪術師『呪詛師』の1人です。

呪霊や呪詛師を率いて悠仁たちと敵対している羂索(けんじゃく)に協力しています。

呪力を流して発動する特殊能力のことを『術式』といいますが、裏梅は『氷凝呪法』と呼ばれる氷の術式や呪いを掛け合わせて生み出した正のエネルギーで治療などを行う『反転術式』などが使えます。

両面宿儺と裏梅は面識がある

116話では、以下のようなやり取りがありました。

裏梅:「宿儺様 お迎えに参りました」

宿儺:「誰だ」

(宿儺が裏梅の方を見る)

宿儺:「裏梅か!!」

裏梅:「お久しうございます」

このようなやり取りから、裏梅と宿儺は主従関係にあったことが分かります。

宿儺は呪術が全盛だった1000年以上前に存在していた人物なので、裏梅は1000年前に宿儺に仕えていたもしくは、その人物の子孫ではないかと考えられます。

反転術式が使えるとはいえ、普通の人間が1000年もの間姿を変えることなく生きるというのは不可能なので、もし宿儺に仕えてた裏梅本人なのだとしたら、裏梅は何らかの術式で肉体の維持または復活下と考えられます。

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両面宿儺の目的とこれまでの動き

117話で宿儺が裏梅に対して

「俺が自由になるのもそう遠い話ではない ゆめ準備を怠るな またな裏梅」

と発言していたことから、宿儺は完全復活が目的もしくは目的のために完全復活が必要であることが分かります。

ここからは、宿儺の目的のためにこれまでやってきたこととその意図について考察します。

その1:伏黒恵の受肉

30話で宿儺が恵のことを「唯一の好奇はただ一人」と発言したり、117話で仮死状態の恵に「死ぬな オマエにはやってもらわねばならんことがある」と発言したりと、以前から宿儺が恵のことを意識している描写がありました。

そんな宿儺が動いたのが212話。

恵の義姉・伏黒 津美紀(ふしぐろ つみき)が受肉されていたことを知った恵が動揺した動揺した瞬間、宿儺は悠仁の肉体の主導権を奪い、その状態で悠仁の左手小指を恵に食べさせ、恵みを受肉しました。

213話で宿儺が恵の術式の潜在能力(ポテンシャル)と俺(宿儺)への耐性を認めていたことが判明したので、恵を受肉した意図は宿儺の完全復活に恵が使う影を媒介として十種の式神を召喚する術式『十種影法術』などを用いて完全復活を遂げる事ではないかと考えられます。

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その2:天使の殺害

悠仁たちは封印されてしまった最強の呪術師・五条 悟(ごじょう さとる)の封印を解くためにあらゆる術式を消滅させる術式を使う天使を捜索するために呪術師の殺し合い『死滅回游』に参加します。

199話では、天使が死滅回游に参加している受肉した游者(プレイヤー)の抹殺、特に『堕天』と呼ばれる存在を必ず屠るために来栖 華(くるす はな)りたいことが分かりました。

その堕天が宿儺であることが200話で判明します。

華と恵の間に何かあったと考えた宿儺は、214話で恵みを受肉した姿で目的遂行の障害となる華を倒しました。

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その3:浴

浴とは、器物を蠱毒で厳選した生物を潰し濾してできた呪力の溶液に十月十日漬け込み、外敵から守るための呪具に変化させる儀式のことです。

裏梅は、殺すと消失反応で塵になる呪霊の核となる部分を凍らせて、浴に使う溶液を作り出しました。

216話では、裏梅が作り出した溶液に宿儺が浸かっている描写が描かれています。

恐らく宿儺は浴を通じて完全復活の儀式に必要な呪力を蓄えようとしているのではないかと考えられます。

まとめ

今回は、『両面宿儺と裏梅の関係』について考察しました。

年内に完結するかもしれないと噂されている呪術廻戦ですが、まだ読んでいない人でも今から楽しめる作品なので、気になる方は見てみてください。

ご愛読いただきありがとうございました。

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